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東京/新宿 |
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なぞともカフェ新宿店![]() |
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東京都新宿区歌舞伎町1丁目16−5ドンキホーテビル 7F |
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2015/04/24- |
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1,080円 |
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株式会社ナムコ 制作:ピンキリ |
この公園にピエロが現れたのは、いつからでしょう。
それは誰にも────、ピエロ自身にもわかりませんでした。
ピエロは毎日、いっしょうけんめい手品を披露していました
ピエロの手品はへたくそで、すぐにタネがばれてしまいます。
それでもピエロは、毎日手品を披露し続けました。
ピエロはほどなく、こどもたちにいじめられるようになりました。
こどもたちはいれかわりたちかわり、ピエロたちをいじめました。
ピエロをいじめるこどもは、飽きたのか、しばらくするといなくなっています。
しかし、そのときには別のこどもがピエロをいじめます。
それでもピエロは、毎日公園で手品を披露し続けました。
ある日、そんなようすを毎日見ていた
心のやさしい女の子が語りかけました。
「ピエロさん、まけないで!わたし、手品、楽しみにしてるからね!」
ピエロはいいました
「アりがトう。でモ…イつまでタっても上手にナラなイんだ」
心のやさしいやさしい女の子は言いました。
「きっと上手になるよ!わたしがほしょうする!かみさまはみてるもん!」
「…アりがトう。モシよかっタら、ボクの部屋デ、手品を練習するところを見テくれナイかナ?
見てイててくれレば、もっト上手になレると思うんダ」
「うん!わかった!ピエロさんをいじめてる子たちを、みかえしてやらなくっちゃね!」
ピエロの目は、すこし輝いたように見えました。
こわクなイヨ
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