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ライター体験レポート

なぞともカフェスタッフ・Sのリアルゲーム体験記

金田一少年の事件簿R×リアル謎解きゲーム「魍邪ノ館殺人事件」編

”もうじゃ”の”もう”は魑魅魍魎の魍!

金田一少年の事件簿R×リアル謎解きゲームも遂に第3弾、その名も「魍邪ノ館殺人事件」。まず最初に注目したいのはこの目を引くタイトルだ。一般的に"もうじゃ"といえば"亡者"と変換されるのが普通だが、魍邪だと俄然強そう。しかもエゴサーチしやすいぞ!ただ個人的には"魍邪"という漢字を出すために「ちみもうりょう」「よこしま」と打っているので実際すごく手間がかかるし、「魑魅魍魎」に至っては一体どれを使ったものか時々分からなくなるので本稿で間違っていても大目に見てほしい。 取材にあたっては東京公演に参加させてもらった。場所は第1弾「謎解き遊戯殺人事件~vs.地獄の傀儡師~」を体験した方にとってはお馴染みの品川J-SQUARE。基本的には6人1組のチーム戦だが、今回チームなぞともは5人での挑戦に。「まあなぞともの皆さんなら大丈夫でしょう!」とスタッフさんに押された太鼓判が空しく響く。謎解きは確かに経験が物を言う部分もあるが、やっぱり何よりひらめきが重要。第1弾に参加したときは、最後の難しい謎をひらめいたのは「謎解きはじめてです!高遠さんが大好きで来ました!」と言っていたかわいらしい女の子だった。 ちなみに高遠さんとは、金田一少年の事件簿の登場人物で通称、地獄の傀儡師。殺意を持つ人にアドバイスをし芸術的な犯行を演出している、いわゆる犯罪コンサルタント。今回タイトルやキービジュアルには登場していないが、発売されているグッズの中の謎解き失敗ステッカーに、ものすごく悪い顔をした高遠さんが描かれている。他にもクリップボードや封筒付きクリアファイル等のアイテムも販売されているのでぜひ事前にチェックしておこう。ちなみに、リアル謎解きゲーム自体は『金田一少年の事件簿』を知らなくても楽しめるが、知っているとより楽しめるはず。

亡きはずの館の主から届いた一通の招待状

さて、いよいよ開演の時刻。今回のストーリーはこちら。 →ある山奥に、著名なお化け屋敷作家が建てた館があった。その館の名は「魍邪ノ館」。時は経ち、いまは亡きはずの館の主から、名探偵たちに招待状が届けられた。そこで発生した、凄惨な殺人事件。証言、状況、物的証拠。名探偵たちが頭を悩ませる中、金田一はじめは、すべての情報を整理し、類まれなる推理によって犯人を追い詰める。しかし次の瞬間、事態は一変する。犯人が館の時限爆破スイッチを入れたのだ。「さあ、これからが私からの最後の謎だ。名探偵諸君、この館からいかにして生き延びるか!?」果たして君たち名探偵は、すべての謎を解き、この館から無事生還できるのか?館の崩壊まで、あとわずか――。

鳥肌の立つ演技と衝撃のラストは必見!!

まさに最初からクライマックス!はじめちゃんの「犯人は、この中にいる!」から始まる推理の末に冒頭で犯人が告発される。あれ、謎解き、終わった・・・?と戸惑っていると、犯人が時限爆弾のスイッチを押してしまった!起爆まで残り60分、命がけのゲームが幕を開ける。金田一×リアル謎解きシリーズでは度々役者さんが登場する。映像ももちろん手が込んでいるのだが(なにせキャラクターはフルボイス!)目の前で迫力の演技が展開されると、緊迫感で肌が粟立つ。オープニングが終わって暗転、スポットライトを浴びて司会の登壇となるわけだが、ここもこのシリーズの注目ポイント。いわゆる注意事項の説明ではなく、毎回凝った演出を見せてくれる。スタッフも手慣れており、どうしても分からない問題を解くためのアドバイスをくれることも。このヒントシステムは何度も使うことができるので、志半ばで失敗ということが少ない。初心者の方を連れて行くのにもぴったりの公演なのだ。 だがしかし、もちろん謎は一筋縄でいくはずがない。とにかく問題量が多いのが金田一シリーズの特徴だが、ひとつひとつ悩んで片付けて整理して進んでいくのは爽快だ。チームなぞともも経験だけは豊富なので「あっこれ進〇ゼミでやった問題だ!」とばかりに小問をなぎ倒していく。しかしあえてこのチームの問題点をあげるとするならば、そう、決定力不足!中盤に用意されている捻りの効いた謎や、ゲームの最後を飾る頭を悩ませる謎、これが全く解けない。さすがにスタッフさんもラストの謎についてはそんなにほいほいヒントをくれるわけではないので、自分たちでがんばるしかない。でもわからない・・・全然わからない!なぞとも編集長Tさんは「どんなダイヤル錠でも指の感覚だけで解錠できる」という特殊能力を持っているが、あまりにも解けなさすぎてその禁断の技に手を出しそうになったほどだ(スタッフさんに「めっ!」って言われた)。 爆弾を止めるには"あるもの"を提出する必要がある。いくつかの選択肢で揺れる終盤、メンバーのナイスアシストで徐々にゴールへと近づく中、わたしはなぜか「ここは一回すべてわすれて、運頼みでいきましょう」と味方を攪乱していた。チームなぞともはSOクールにその提案を聞き流し、きちんと謎は解いたものの、わずかな不安を胸に解答を提出。 その結果・・・ 脱出成功!!
無事に爆弾を解除し、魍邪の館から生還することができた。謎自体はかなり難しく解き応えのある公演となっているが、ヒントシステムのおかげでストレスなく楽しめる。キャストや司会者、スタッフのパフォーマンスもすばらしく、その点においても安心して謎解きに集中できるコンテンツとなっている。今月末には地方での公演も予定されているのでお近くの方はぜひ参加してみてほしい。謎解き自体はわいわい楽しく爽快なイベントだが、読んだ後「あー・・・そっかー・・・えー・・・マジかよ・・・」とどんより陰鬱な気持ちになれるエピローグ(謎解きプレイ後公式サイトにてアクセス可能になります)も用意されている。『金田一少年の事件簿』がお好きな方にも、リアル謎解きゲームがお好きな方にも、どちらにも触れたことはないが興味はあるという知り合いをこちら側に引きずり込みたい方にもおすすめな「魍邪ノ館殺人事件」、この機会を見逃すな!


イベント概要はこちら
福岡公演◆11月21日、22日(http://eplus.jp/sys/main.jsp)
名古屋公演◆11月28日、29日(http://eplus.jp/sys/main.jsp)

ライタープロフィール

名前:なぞともカフェスタッフ・S

1年で5個の爆弾解除に挑戦し4回爆発させました。経験値は積んでるはずなのにクリア率がいっこうに上がらない謎解き下手の横好きときどき女子大生。