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ライター体験レポート

なぞともカフェスタッフ・Sのリアルゲーム体験記

「ロジカルパワーでみんな解決! 魔法少女ロジカル☆アキリン編」

第一話 お願い、死なないでアキリン!あなたが今ここで倒れたら、ロジカル商店街の平和はどうなっちゃうの?ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、バスにも勝てるんだから!次回「アキリン、死す!」

女の子は誰でも魔法使いに向いているそうですが、魔法少女の自称が許されるのは恐らくぎりぎり15歳。セーラー服美少女戦士や円環の理は中学生だし、白い悪魔とカードキャプターに至っては小学生なのです。しかしなんとこの度あのRDGが、年齢とかしがらみとかそのほか面倒なもろもろを爽快にぶち破る破天荒な公演を開催してくれました。その名も「魔法少女ロジカル☆アキリン」。でも開演早々、ロジカル商店街の平和を守るアキリンの身に大変なことが起こってしまうのです。冒頭でアキリン死にます。てんやわんやの中アキリンのパートナーでありマスコットキャラの誘導で、10人の参加者の中から新時代の魔法少女とマスコットキャラが選び出されます。今回の公演で最も特殊なのがこの部分であるといえるでしょう。通常のチケットとは別に特殊チケットが各回2枚ずつ販売されており、そのチケットの所持者こそが選ばれし魔法少女とマスコットなのです。回によっては魔法少女(※ただし成人男性)という字面が完全に矛盾した世界線も存在していたようですが、そんなもの関係ない。チケットさえあれば魔法少女になれる!それこそが「魔法少女ロジカル☆アキリン」なのです!(画像は魔法少女として自身の中の新たなる扉を開いたTさんとその萌芽をあたたかく見守るわたし)

第二話 心がてんでばらばらの参加者たちは魔法少女とマスコットキャラを変身させることができなかった。わたしたちは2人の完璧なユニゾンを目指し、ロジカル商店街を探索し始めた。次回「瞬間、下着、被って」。この次も、サービスサービス!

これを読んでいるみなさんは自分の上司が
「Sさん!パンツ!パンツあったよ!!」
と女性ものの下着(ベージュのLLサイズ)を高々掲げているシーンを目にしたことがあるでしょうか?私はあります、それは心の中の大切な何かを失う体験でした。実はこれもミッションのうち。商店街の中に数多ばらまかれている下着の中から、肉屋のセクシーなお姉さんの下着を見つけて届けなければいけないのです。どれがお姉さんの下着かは論理パズルを解くことによって導き出すことができるのですが、大の大人がパンツとブラを囲んでああでもない、こうでもないと激論を交わす様はなかなかにエキセントリックな映像でした。しかし、旧マスコットさんがぽつりと呟いた一言にわたしは更に戦慄することになるのです。

「なんだ、この回は1人もパンツ被らないし、割とまともだね」

誰ですかパンツ被ったのは!?みんなロジカル商店街満喫しすぎですよ!
ちなみに全員で下着を分類していたわけではなく、他の人たちは各々商店街のお店で聞き込みに励んでいました。商店街にはクリーニング屋さんやお肉屋さん、古道具屋さんなどいろいろなお店があります。参加者みんながばらばらになって各店のミッションに挑むのでなかなか全容を把握しづらいのですが、それはそれで賑やかな空気感があって楽しかったですし、肝心なところはストーリーが進むたびスクリーンにアイキャッチが入るので、物語の筋はきちんと追える親切設計になっていました。そんな中わたしが何をしていたかというと、「みんなの下僕」になっていたのです。 

 商店街には「まほうや」さんという実にファンタジーなお店があり、正しい本型のボックスを開けるとアイテムが手に入るのですが、それ以外はすべて呪いの本になっていました。 中身は以下の5つ。
・猫の呪い(猫耳・猫尻尾・語尾に「にゃ」をつける)
・侮蔑の呪い(「みんなの下僕」タスキをかける。みんなの下僕になる)
・沈黙の呪い(10分喋れない)
・硬直の呪い(スクワット10回するまで移動できない)
・破滅の呪い(公演時間が3分短くなる)
正しい魔法書は謎を解けばわかるようになっていたのですがそれに気づかなかったわたしは、まったく根拠のない自信から青い本を開きました。その結果が「みんなの下僕」というわけです。好奇心は猫をも殺します。

晴れて下僕になった後はさっきまで敬語だった皆さんが遠慮がちに罵ってきたり、不慣れそうな命令口調になったりしてみんないい人なんだなあと心が温かくなりました。しかしこのままひとり下僕に甘んじてもいられません。呪いを解く方法は「お肉屋さんにある最高級のお肉を誰かに買わせること。しかし買ってくれる人はなかなか見つかりませんでした。わたしは自分が下僕から抜け出す道ではなく、誰か他の人を引きずり込む方を選択しました。
「Tさんこの本、開いてみてください」
「やだよ~呪われてSさんみたいになっちゃうじゃん」
「いいから!開けてください!開けろ!
Tさんは猫の呪いにかかりました。猫の呪いには解決方法はありませんでした。復讐心は猫をも生みます。

第三話 クミリンの剛拳が唸り、肉屋の柔拳がしなる 相打つ宿命のご近所さん どちらに堕ちるか死兆星!次回「さらばお肉屋さん!女の涙は一度だけ!!」

さて、これまでの様々なミッションはすべて、魔法少女の変身アイテムを手に入れるためのものでした。セクシーなお肉屋さんは実は悪の女幹部であり、すさまじいフェロモンで商店街の人々を圧倒していたのです。そんな強すぎる敵に立ち向かうため、みんなで集めたティアラ、ケープ、スカート、ステッキを身につけたわれらが魔法少女・クミリンとマスコットが正しいポーズを決めて、変身の呪文を唱えました。全員で「カワイイ~~~!!!」と声援を送ります。一度失敗した魔法も今度は成功し、悪の女幹部は無事倒れ、なんやかんやで商店街には平和が訪れました。なんとエンディングロールでは公演中に撮影した参加者の写真がスライドショーで流れたり、終了後には記念撮影用のパネルが用意されていたりと、最後までサプライズとサービスに溢れた公演でした。

RDGは毎回斬新な試みを取り入れて、机上で謎を解くだけでは得られないような濃密すぎる体験をさせてくれる団体です。能動的になれば120%楽しめる伸びしろを持つイベントが好みなら、次の機会にチケットを取ることをおすすめします。しかし、次の公演が未定!今すぐ遊びたいのにまだまだ先!という場合もあるでしょう。
そんなあなたにはこちら→なぞともカフェ渋谷店CUBE「ぼくのあおいとり」。童話をモチーフにした大変かわいらしいCUBEになっています。なぞともカフェのCUBEは90日入れ替え制ですので、まだ未体験の方は急いで渋谷店へ!

ライタープロフィール

名前:なぞともカフェスタッフ・S

ここ1年で5個の爆弾解除に挑戦し4回爆発させました。経験値は積んでるはずなのにクリア率がいっこうに上がらない謎解き下手の横好きときどき女子大生。