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ライター体験レポート

なぞとも編集チーム・新人ゆうのリアルゲーム体当たり体験記 vol.22

「囚われのサンタ姫を助け出せ! 〜大聖堂からの救出〜」編

クリぼっちの試練

 あちこちでイルミネーションの点灯が始まり、街はすっかりクリスマスムード。恋人たちのクリスマスとかラストクリスマスとかきっと君は来ないとか、こちとら去年も今年もクリぼっちだっつーの。代々うちは浄土真宗なんだから祝うべきお誕生日は仏様の4月8日だっつーの!!
 そんな呪詛を吐き吐き、この季節にぴったりの謎解きゲームに行って来た。しかも時間を間違えたT橋編集長のお陰で一人参加、まさにクリ(スマスゲームで一人)ぼっち

 会場の「キリストンカフェ東京」は19世紀の教会をイメージしたロマンチックな内装で、クリスマスがテーマの謎解きにはこの上ないロケーションだ。
 広い店内の一角に参加者が大集合して6人ずつチームを編成する。リアルRPGと銘打たれているだけに、チーム内で勇者パティシエ音楽家僧侶ライター商人、と役割を決める。
 ゲームクリアとは別にチームワーク賞があるため、運営側の音頭で、アイスブレイク的にチームメイトのあだ名を覚え合ったり、謎が解けたときのかけ声の練習をしたり。元々知り合い同士のチームもあるようで、皆かなりテンション高め。若者の仲で息切れしないように、アラサー・ぼっちも踏ん張るっっ!

とことんこだわりのリアルRPG

 ゲームは、クリスマス王国のパーティに招かれた美しいサンタ姫が誘拐される所から始まる。犯人は姫と国王の仲に嫉妬した隣国のブラックサンタたちで、姫に呪いをかけて大聖堂に幽閉してしまう。参加者と国王・勇者が協力して、ブラックサンタの手からサンタ姫を助け出すという設定。
 各キャラクターの凝った衣装もRPGファンには嬉しい。主催はNAZO×NAZO“劇団”だけに、芝居も本格派か?――-と思ったら、そこはいい感じに裏切られる。ゆる~く役者さんが自分で幕を引いたり、演技なんだか本音なんだか分からないアドリブ、草食系の王様の危なっかしい手品など、コント的な趣き。「リア充許さん」というブラックサンタに深く共感しつつ、謎解き開始!

 私のチームは役割分担もスムーズで、2人ずつ別れてヒントを探索することに。やはりRPGらしく、会場中に散らばった各キャラクターたちがゲームクリアの肝になる。彼らに話しかけてヒントを引き出しながら、同時にそこここに隠れた手がかりも集めないといけない。謎解きは、芝居のゆる~さからはかなりほど遠い手強さだ。
 一通りヒントを収集したら、皆で集まって一つ一つの問題にあたる。この段ではまだ難易度は低めなので、こちらも分担して、どんどん解く。
 謎の答えが分かると、少しずつ姫の救出までのステップが見えてくる。■■役の人が●●に▲▲を渡せばXXしてくれるから次へ進める、といった風に。
 紙ベースの謎解きに様々なアイテムも加わり、ゲームはいよいよ佳境に。
 一度ヒントをくれたキャラクターたちも、持っているアイテムによって別の動きを見せるので油断ならない。しつこいようだが、とにかく!とことん!RPGなのだ!

優しいクリスマス国民たち

 ゲーム終盤、各キャラクターたちもちょこちょこ助け舟を出してくれるようになる。お陰で詰まっていた謎が次々と解ける。最後の問題はかなり難易度が高めだったので、皆で解けたときの爽快感はひとしお(だがすーっかりチームのかけ声を忘れる)。
 1時間のタイムリミットを迎える瞬間、司会者が延長をコールして、何チームかが駆け込みでクリアする。6人より少ないチームや初心者ばかりのチームもあったようなので、こういう配慮は大事だと思う。
 最後は、情けなさ黒帯級とでも呼びたい王様が手品を披露して、サンタ姫とも結ばれてめでたしめでたし。ぼっちの荒んだ心も和ませるハッピーエンディングだった。
 ちなみに王様は本物のプロ・マジシャンだそう。あの危なっかしさは役柄なのか芸風なのかいまだに不明だが、謎解きと手品がセットで楽しめるお得感は保証付き。

※こちらの公演は12月15日で残念ながら終了してしまったが、NAZO×NAZO劇団の世界を味わいたい人はこちら♪
クロックルームからの脱出〜世界の時間を巻き戻せ!〜

 

 

 

 

おまけ:編集長と私のLINE画像→なぞともスタンプを使って色々楽しんでね!

ライタープロフィール

名前:ゆう

謎解き・リアルゲーム初心者の25歳(永遠の)。
社命によりなぞとも編集チームに配属となる。自称謎解きプリンス(実態はただのヒゲ親父)T橋編集長に酷使され、様々なリアルゲームの取材に行かされる。

好物はメガネ男子。嫌いなものはセロリ。